2020/12/27 17:30

知識の定着のために使うカード

「フラッシュ」とあるように短い時間でパッパッパッとめくって知識の定着を促します。
1回1回が短い時間でできるので、授業の始めの1~2分で勉強内容の復習ができます。
また、黒板や教室側面などに掲示しておくことで普段から勉強内容を視界に入れることができますし、勉強が苦手な子の補助にもなります。
地図記号などは3年生の1年間を通してこまめに使えば、年度末にはその定着率はかなり高くなります。
教科指導の強い味方。それがフラッシュカードです。

ハガキより少し集め

フラカのフラッシュカードはハガキより少し集めの紙を使用しています。
これは力が弱めの磁石でも黒板に貼れるようにするためです。
黒板の掲示物が落ちた時のやるせなさときたら(汗)
厚い方が使いという面もあるので、試行錯誤した結果この厚さになりました。

使い回せる便利さ

フラッシュカードは1つあれば結構便利に使いまわすことができます。
・学年で使いまわす
・1年間使いまわす
・他学年を受け持っても使いまわす(前学年の復習など)

年間通して使いまわす使い方は特におすすめです。
勉強したはいいけど、次の単元に入った途端に前の単元の内容を忘れてる!
そんな経験は誰しもあるはずです。
というのも、人間は期間を開けると忘れてしまうからです。
エビングハウスの忘却曲線というものがあります。
復習しないとすぐに忘れてしまい、復習をはさむと勉強内容の定着が促されます。
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5日間で同じ内容を復習するのではなく、5種類の内容を復習します。
1年間続けると、子どもの知識の定着具合はびっくりするほど変わってきます。
ぜひその単元の間だけでなく、1年間を通した学習というものを考えてみてください。